この記事でわかること

  • しっかりと労務管理を行うことで、職場環境が改善される
  • 職場環境の向上で離職率が低下する
  • 無駄な採用コストや評判悪化を避けるために職場環境を整えよう

クリニックで労務管理を怠ったときに発生するデメリット

無駄な採用コストが沢山かかる

もしも院長が労務管理を怠った場合、クリニックはどのような影響を受けるのでしょうか?

労務管理といっても、沢山の種類がありますが、どの労務管理を怠っても発生するデメリットは、従業員の離職率の増加です。

離職率の高い職場は、新しい人員を採用するために余計な採用コストがかかります。専門職は採用が難しく、求人を出しても全く効果がない場合もあり、採用に膨大な時間と手間がかかります。

また、慣れない書類審査や面接などの採用業務が増えるため、院長の負担も増加するでしょう。

日本看護協会のデータでは、この数年での看護師の離職率は10~12%を推移しているようです。

優秀な職員が退職してしまった場合、クリニックの評判が落ちるケースもあります。

クリニックの評判が良くない

クリニックでは、院長一人で治療するのではなく、チームで治療にあたるため、職場環境の悪化がそのままお客様の治療の出来や満足度に直結してしまうケースが多数あります。

また、受付は直接お客様に関わる「クリニックの窓口」です。受付にいる従業員の態度が良くなければ、再来院には繋がらず、口コミなどで評判も落ちてしまいます。

一度落ちた評判は、なかなか取り戻すことができません。

お客様が多いクリニックでも、労務環境が悪化することで従業員の対応や雰囲気も悪くなり、徐々に評判が落ち、気づけば経営危機になっているなんてこともあります。

従業員からもお客様からも愛されるクリニックを運営するためには、職場環境を整えて労務管理をしっかり行うことが必要です。

労務トラブルが頻発してしまう

人事労務トラブルが起こると、従業員のやる気の低下・職場の雰囲気の悪化、場合によっては従業員の精神疾患や退職が発生してしまうこともあります。

弊社でもお客様から「労務トラブルが起こって困っている!解決してほしい!」というご相談をいただくのですが、いざトラブルが起こってから解決しようとしても、問題が解決できないレベルになっており、手出しができなくなっているケースが非常に多いです。

労務トラブルは起こる前に未然に防ぐことが非常に重要です。

ただのトラブルだと侮って放置していると、院長が使用者責任を問われてしまい、裁判で多額の賠償金を請求されてしまう…なんてことも、もちろん有り得ます。

まとめ:

人事労務の管理は院長のもっとも重要な仕事であるといっても過言ではありません。

評価制度や待遇・人間関係などをないがしろにしてしまうことによって労務トラブルになってしまうこともあります。職場環境を整えることで、回りまわって、クリニックの業績向上に繋がります。

従業員の離職や、無用なトラブルを避けるためにも、クリニックの労務管理はしっかりと行いましょう。


参考:日本看護協会 

https://www.nurse.or.jp/