この記事でわかること

  • 採用の目的を整理する
  • 「何を伝えるか」を考える
  • 求人広告を利用する際に大事なこと

効果が出る求人広告のポイント

経営が順調な医院に共通するのは、「採用がうまくいっているかどうか。」
提供する医療の質や治療方法のバリエーションなど、健全な医院経営において、より良いスタッフの確保は避けて通れません。
そこで、求人広告を掲載し、より良い人材確保のための投資に舵を切る医院も少なく無いかと思われます。
しかしながら、近年のコロナ禍の影響で求人広告における医療スタッフの採用難易度が高まっています。

「求人を出しても来ない」「せっかく採用ホームページを充実させたのに問い合わせすら無い」など、これまでは成功していたにもかかわらず、求める人材採用に至らないケースが増加しています。そこで今回、活躍人材を採用するための「求人広告」のポイントについて説明します。

採用の目的を整理する

「とりあえず人手不足だから採用する」「資格さえあればOK」など、採用要件を深く考えず、求人広告を掲載するのは非常にリスキーです。決して安い投資ではなく、手間も時間もかかるため、まずは十分に準備いただくことをお勧めします。大切なことは、「誰を採用するのか」設定することです。活躍するであろう人材のスキルや経験、専門性はもとより、お住まいの場所、求める働き方、人間性など、できる限り具体的に設定することで効果的な求人広告に一歩近づきます。

例えば、患者さんへの接遇レベルを上げたいのであれば、求める接遇スキルを持った人材をターゲットとして設定しましょう。特定の専門領域に強い人材を求めるのであれば、その領域での経験者を、一緒に働きたい人材として具体的に設定することが大切です。

普段からどのようなコミュニケーションをはかっているか、称賛・指摘で適切にフィードバックしているのかなど、向き合うことを避けてしまったことでこうした傾向に陥り、従業員のモチベーション低下に繋がるケースもあります。

「何を伝えるか」を考える

ターゲットが決まれば、次は「何を伝えるか」考えましょう。
例えば前述にあります「接遇レベルの高い方」をターゲットとするのであれば、「その人材が求めているものが何か」を考えます。

一つの例ですが、自院や周りに、求める人材に近しい方がいらっしゃればぜひ話を聞いてみてください。「なぜ今の職場で働いているのか?」「その職場で得られているものは何か?」「その職場でなければならない理由は何か?」などを質問いただくことで、ターゲットとする人材のニーズがわかります。
それが求人広告で伝える材料です。「学ぶ機会が多く、成長実感がある」という回答をいただいたのであれば自院においての「成長機会につながるような機会」について記載します。

求人広告を利用する際に大事なこと

求人広告は、露出量や発信範囲の広さにより、工夫次第で高い効果を発揮します。しかしながら、競合が多いことや、先行投資、効果につなげるための難易度など、リスクもあります。そこで改めて、効果を創出するために大事なポイントをお伝えします。


✓他院との違いを書くこと。

他院と同じことを記載しても、選ばれません。求職者側の視点に立ち、「当院に応募する理由」をできるだけ明確にイメージできる情報を記載しましょう。
情報は、どんな些細なことでも構いません。
【例】
おやつの時間にはみんなでケーキを食べます
院長はお笑いが大好きで月に一回は吉本新喜劇を観に行きます
9割の患者さんは徒歩圏内にお住まいです

✓何をお任せするのか具体的に書くこと。

その1に通ずることですが、読み手に仕事内容がイメージできるような情報があると、志望度が高まります。出せる情報はすべて公開するくらいのイメージで記載しましょう。

✓応募から面接までできる限り早く進めること。

求職者の方が応募したときが「最も自院への熱度の高い状態」です。つまり、応募からできるだけ時間を空けず面接の設定や、面接に来たくなるような情報提供を実施することで、決定率が高まります。